バッテリーが弱い!交換?その前に 原因を知る

バッテリー上がりの車 乗り物

たまにしか乗らない車、いざという時エンジンがかからない・・・
また出先のときにバッテリーが上がると焦りますよね。

突然のバッテリー上がり


「私は、出勤途中のコンビニでバッテリーが力尽きて積載車で出勤なんてこともありました」

積載車に積まれる車

原因のほとんどはバッテリー電圧低下によるバッテリー上がりです。

事前に電圧が低いのが分かればバッテリー充電or交換がで済みますが、クルマの充電器って一家に一台って感じでもなく、マンションやアパートは電源確保できないし・・・

たまにしか乗らない車のバッテリーを交換してもねぇ~、どうせまたあがちゃうんでしょって話をよく聞きます。まぁ商売的には高いバッテリーを買ってもらえるのでありがたいですけどね!!

そもそもなんで電気を使ってないのにバッテリーが劣化するのって話です。

サルフェーションが原因です。
サルフェーションとは、バッテリーを放電し続けるとバッテリーの中に入っている水(硫酸鉛)が、固くなり電気を発生させる金属(電極板)に張り付き充電効率が悪化、最終的にバッテリーが寿命を迎えます。

なぜバッテリーが放電する?
実際車って乗ってない時でもバッテリーを消費しています。ECUのバックアップ、キーレス受信、時計、イモビライザー、防犯セキュリティー等、車に乗らなくてもバッテリーは常に使用状態であり少量の電流が流れ続けています。

この少量の電流を暗電流っていいます。

ちなみにバッテリーを新品に交換したワゴンR(スマートキー、時計、イモビ、防犯アラーム付き)のお客様、わけあって約1ヶ月放置・・・電圧低下セル回らずの為充電器で充電  

いつ交換したのか分からないバッテリーの古いハイゼット社用車(軽トラ、快適装備すべてなし)夏場はエアコンすらないので約3か月放置・・・特に問題なしセル一発始動

※どちらもバッテリもサイズは40B19Lを使用
最近の自動車は暗電流多いんですよね

バッテリーを長持ちさせるには
サルフェーションが発生しにくい状態を維持できればいいんです。

具体的に言いますと主な方法です。
 ・ソーラー充電(暗電流対策)
 ・デサルフェーターの使用
 ・サルフェーション除去充電 
 ・バッテリー端子を外す(放電は収まるが時計等のバックアップが消えてしまう!)

それでもダメな場合はバッテリーを交換しましょう!!

次回・ソーラー充電(暗電流対策)紹介します。

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