バッテリーが弱い!交換?その前に・OptiMate(オプティメート)充電編

バッテリー画像乗り物

バッテリーが弱い!交換?その前にで説明したサルフェーション対策・サルフェーション除去充電。について説明します。

サルフェーションが発生してしまうと、オルタネーターや通常の充電器では充電できず、バッテリー性能が低下してしまいます。

そこで前回紹介した・デサルフェーター ・ソーラー充電などの対策方法を紹介しましたが、今すでにバッテリー弱ってる方、即効性を求める方にオススメの商品です!

OptiMate(オプティメート)フルオートバッテリー充電器

使い方
 ① ワニ口クリップかSAE端子を車両につなぐ以上です。
後は自動的に、充電器が診断しバッテリーが最適な状態になるようプログラムを変更しながら充電してくれます。

充電完了までの流れ
①バッテリーをつなぐと初期診断を行い5段階にレベル分けする。
②サルフェーションがある場合、16Vさらに酷い場合は22Vの電圧をMAX0.2Aで流し、サルフェーション溶解(除去)回復充電を行う。
③通常充電を行う。
④回復充電、及び通常充電後、パルス充電(パルスの説明はこちら)を行う。
⑤メンテナンスモードに入りフロート充電を行う。

接続中

バッテリー充電中の様子

SAE端子

SAE端子接続なのでオプション交換も可能

メンテナンスモード(フロート充電)とは?
充電が完了するとメンテナンスモードに入り、30分充電を止め電圧を監視します。30分後電圧が13.6V以下になる場合再度充電を開始→満タン→監視を繰り返しのループ。このような流れのプログラムを組んだ充電方式をフロート充電と言います。

オプション部品

車輌側ケーブル

バイク乗り必須便利部品です。

バッテリーの+-端子に接続し延長することでバッテリーを外さずに充電が可能!

また、防水キャップSAE端子はショートしにくい構造なので安心に充電器を接続できます。
ヒューズ付きなのも安心ですね。

バイクカウル

カウルの奥にバッテリーがあるためバッテリーを外さないと充電できません。
とっても面倒

接続例

オプションケーブルを繋ぎシート下にケーブルを引き回すことで、シートを外すだけで充電が可能に!!!!!!

自分は持ってないのですが、SAE端子を
USB変換する商品もあるようです。

・ 12.4V以下は充電を自動でストップ。
・ 過充電、逆接防止機能付き。


デメリットは?
リチウムバッテリーは充電出来ない(専用充電器があります)
・新しいモデルがすぐに発表される。(OptiMate4 DUAL PROGRAMも型落ち)
・電圧が数字で表示されない(LEDの点滅状態でモード、充電中の判断出来ますが、 説明書は必須、電圧はやっぱり数字で表示してほしい)
24V非対応(トラック等は充電不可、12×2であれば単体で充電すること)
・急速充電不可(急速充電はバッテリーに与えるダメージ大なのでやめましょう)
・ジャンプスタートモードはありません。(小型のリチウムジャンパーを別途持ってると便利です)
・SAE端子はVerによって変わる(要確認、変換有り、OptiMate4 DUAL PROGRAMSAE#1

コンセント端子

プラグの左側が長い

自分が使用しているモデルは並行品?の為か、プラグ片側の縦幅が長いタイプです。

たまに刺さらないコンセントがあるので
変換ケーブル(¥500位)を使用しています

使用するコンセントが同じであれば、
問題なし

デメリットよりメリットの方が大きいですね!

OptiMateシリーズのイメージ

OptiMate3 旧型 若干スペック悪いが値段は安いMAX0.8A2.5~50Ah対応
OptiMate4 バイク用MAX0.8A3~50Ah対応
OptiMate6 車用MAX5.0A15~240Ah対応
バイク乗り人はOptiMate4をお勧めします、車も時間はかかりますが充電できます。
クルマだけならOptiMate6、値段重視ならOptiMate3って感じです。
最新のラインナップ(2020.5.1現在)
OptiMate Lithium 4sリチウム専用充電器MAX0.8A1~10Ah対応
OptiMate6 ver.2 3~240Ahに進化!バイク、車OKMAX5.0A3~240Ah対応
Optimate4 Dual Ver.3サルフェーション融解機能が3段階にMAX1.0A3~50Ah対応
OptiMate3廉価版MAX0.8A3〜50Ah
OptiMate1 PLUS12V/6V鉛・12Vリチウムバッテリー(リン酸鉄リチウム)に対応。MAX0.6A2~20Ah対応
OptiMate6 ver.2が値段以外は現在最強です!!
  • 高電圧によりデサルフェーターより強力強力なサルフェーション除去  
  • パルス充電終了後、つなぎっぱなしでOKの過充電回避できるフロート充電         
  • 端子交換で、他車種にかんたん接続のSAE接続、さらにオプション追加でUSB端子にも!!

一石二鳥以上ですね                           

次回バッテリーカットオフスイッチについて説明します。

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